2010年01月20日

【読了】確率の理解を探る〜3囚人問題とその周辺〜【三】

ゲーム理論の本を読んでいると必ず「囚人のジレンマ」という話が出てくる。
詳細な解説はWikipediaに詳しいが、私が過去に読んだ本の中でこの問題に関連して紹介されていた参考書籍が本書。
比較的学術的(共立出版で日本認知科学会編)な本なので、出回る量も少なく、よって値段も比較的高め。
個人で買うのはためらっていたが、会社のライブラリで検索したら偶然にも存在したので借り受け、読了した。

まずはAmazonから目次引用。
第1部 3囚人問題とその背景
 ・条件つき確率とベイズの定理
 ・3囚人問題とは
 ・分析と実験の始まり
第2部 3囚人問題をめぐる数理と心理
 ・事後確率はどう振舞うか
 ・3囚人問題はなぜ難しいか
 ・納得の方略をめぐって
第3部 3囚人問題を超えて
 ・事後確率を推定するプロセス
 ・問題理解における形式的表現と日常的行為
 ・同型図式による問題の理解と解決


本書のテーマはタイトル通り、3囚人問題とその変形版が中心となる。
同型の問題として「3ドア問題」とか「モンティ・ホール問題」と呼ばれることもあるこれらもまたWikipediaに詳しい(Wikipediaってすごいねー)。

問題は次のようなものだ。


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2010年01月04日

【読了】問題プロジェクトの火消し術【五】

今更のことながら、システムを作るというのは非常に難しいことを日々実感しながら仕事をしている。
ここ1ヶ月ぐらいの間で、何人かの友人とも話をしたが、やはり現実の物をあっちこっちすることが仕事の「建築」や「運輸」と違って、目に見えないものを作り出すシステムはその特性が異なる。
もちろん、どちらが難しいというのではなくて。

まだまだ経験の浅い自分ではあるが、それでも仕事を進める中で思うことは色々とある。
・プロジェクト運営をどのようにすればより効率よく仕事を進めることができるのか。
・要員のモチベーションを高く保つためには何に気をつけて作業指示するべきか。
・会社間のいざこざをどのように収めるべきか。
・上の方の人が言うことと、現場の人間の意識のギャップをどのように折り合いつけるか。
・監査人への報告をどのように手間かけずに行うか。
・ユーザとの調整を滞りなく行うには、どのように話を持って行くべきか。
etc...
おそらくこの難しさは、一つとして同じプロジェクト運営がないこと、属人的な部分が大きいこと、よって「これに従えばよい」というマニュアル的なものがなかなか整備しにくい、または過去の経験がそのまま生かせないことにある。

そんな中、前々から積ん読状態であった本書に年末年始休みを利用して手をつけた。
本書はいわゆる「炎上」状態に陥ったプロジェクトをリカバリする課程を追いながら、その手順解説を行っている。
著者は「長尾清一」氏。本の裏書きを見ると、米国で大規模プロジェクトの指揮・監督に携わり、現在は研修やコンサルティングを行われているようだ。


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2009年12月30日

【読了】シャドー81【四】

本書は昭和52年(1977年)発行であり、かなり古い。
さすがのamazonをみても新品はなく、中古品のみ。
と思ったら、ちょっと高くなってはいるが新装版が発売された模様。
このサイトでお勧めとあったので、何かのついでに中古を買い、積ん読状態であった。

一冊で440ページほどだが、昨今のたるい小説本と異なり、結構文字が小さく、読み応えがある。
amazonからの作品紹介から引用。

ロサンゼルスからハワイに向かう747ジャンボ旅客機が無線で驚くべき通告を受けた。たった今、この旅客機が乗っ取られたというのだ。犯人は最新鋭戦闘爆撃機のパイロット。だがその機は旅客機の死角に入り、決して姿を見せなかった。犯人は二百余名の人命と引き換えに巨額の金塊を要求、地上にいる仲間と連携し、政府や軍、FBIを翻弄する。斬新な犯人像と、周到にして大胆な計画―冒険小説に新たな地平を切り拓いた名作。



一見ミステリーのようだが、そうでもない。
第1部で事件の準備段階が語られ、第2部で事件が起き、第3部でその後がまとめられる。
途中、詳細だけど大事なところを黙したストーリーが描かれ、最後にそれらがつなぎ合わされて、全体として一枚の絵になるような感じ。
この小説がすごいのはこの第1部で、多少ご都合主義もあるものの基本的によく考えられた作りになっている。
伏線の匂いも至る所にちりばめられ、それらが後できっちり効いてくる。


ストーリーの垂直離着陸機をうまく使った事件。
最初こそ悪い人間が事件をたくらみ、正義の人間がうまく解決するのかと思っていたが、そうでもなく、途中からは事件を企んでいる側を応援したくなるようなストーリー構成だった。

面白い小説には違いない。
ただ、特にこの話から得られる示唆はなく、純粋な娯楽読み物である。
それが普通と言われればそうだろうが、少し物足りない。

この話にはもう少し後日談が続きそうな気がする。
この「あと少し読みたい」と思わせる終わりかたもこの小説の魅力を増しているのだろう。




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2009年11月19日

【読了】週末のフール【四】

一時期、どの書店でもランキング上位に紹介されていた本書。
普段あまり小説は読まないが、話題の本だし、作者は村上春樹の信奉者だというし、会社の同僚が好きな作家として挙げていたし…、などなどの理由で購入してみた。

Amazonから内容紹介転記。
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。


本書に収められているのは、「小説すばる」に2004年2月から2005年11月まで、計8回掲載された短編の集まりである。
順番に収録されているので、前の話で出てきた人や事件が次の短編で少し触れられたり、かすったりして、一つの団地を舞台に、時間が経過しながら、小説の中の世界が進んでいく様子を読者に意識させる。そして、それはすなわち小説世界の破滅までの時間が刻一刻と近づきながら、それでも日々の生活を送る人々を強く印象づける。


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2009年11月18日

【読了】パターンによるソフトウェア構成管理【一】

前回の[Subversion実践入門]で参考文献にあげられていたので、会社図書を検索して取り寄せてみた。

構成管理をパターンとして研究し、構成管理ツールについての紹介も巻末につけて本にした感じ。
なんだか大学での研究結果を読んでいるようで、いろんな状況を一般的に網羅するあまり、具体性に落とし込むのが面倒な印象を受けた。
それでも、このように一般的な観点からいくつかのパターンに分けて関連性をまとめることには意義がある。

…と、本書の内容・意図が有意義なのは認めるが、本書は正直読みにくい。
何というか、言葉でずばっと指摘しにくいが、文章が不自然。

そもそもこの本は海外で出版された本を翻訳してあるわけだが、その訳がどこかのサイトで一文ずつ機械翻訳してちょっと手直したのかと思うほど不自然。
確かに原書にあたっていないので、断定はできないが、もしかすると英語のまま読んだ方が理解は進むかもしれない。
それほど不自然な日本語が邪魔して読む気が失せる。

どんなにすばらしい内容でも、プレゼンが下手だと聞く気が起きない。結果、誰にも認められない。
この本は他山の石としてはよいけれど、構成管理を学ぶにはあまり適してないと感じる。少なくとも新品で3000円近い価値はない。
前回の[Subversion実践入門]の方がよっぽどためになる。


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2009年11月09日

【読了】Subversion実践入門【五】

会社での私の役割の一つに「システム開発環境を整える」という、いわゆる「雑用」とか「共通作業」と呼ばれる仕事がある。
システム開発の規模は千差万別なわけだが、比較的小さなPJ(受注数億円ぐらい)だと、そういう「プログラマがシステムを構築する以外の作業をする専門部隊」を設けるほど人員の余裕がない。
そこで何でも屋にならざるを得ない発注側の下っ端がその役割を負うわけだ。

そんなPJの「共通作業」の一つに、プログラマと密接に関わって大切な作業となるのが構成管理。
要は多数の人が共通の成果物を更新しながら作り上げていくシステム開発において、何が最新なのか、今システムとして動いているのはどのバージョンの物なのか、きっちり管理する必要がある。
この分野は非常に奥が深くて、それを専門とする学問分野が一つあるほどだ。

ここで重要な役割を果たすのが、構成管理ツール。
PJによってどれを選択するかは千差万別で、私の周りのPJを見渡すだけでも、CVS、VSS、StarTeam、Subversionなどがある。
# こういうものはPJ横断的に共通化してノウハウを共有した方が全体として効率が上がると思うのだが、それはまた別の話。

前置きが長くなったが、そんな構成管理ツールとして、現在メジャーなSubversionを解説したのが本書。



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2009年10月01日

【読了】反=日本語論【五】

「日本語に酔う」という表現がぴったりくる。
百聞は一見にしかず。少し引用してみる。

p.35
あるイメージの記憶

何も別だん斜に構えて無関心を誇示する必要もないし、軽蔑や敵意をちらつかせつつ批判めいた言辞を弄するほどの興味もないのだから、たとえばそれが世界に存在してしまうことを不当だと断じようとは思わぬが、さりとて積極的に好きになる理由も発見しがたいといった料理とか人の顔とか、とにかく曖昧にその脇をすりぬけてしまえばもうそれで充分だと納得しうる種類の何ものかの一つとしてテレヴィジョンと呼ばれる装置があるわけで、まあいってみればすべては趣味の問題に帰着しうるとするほかはないのだが、たぶん倖いなことにというべきだろう、妻もまたさりげなくその無関心を共有してくれるので、テレヴィジョンへの執着の希薄さは、もちろん「比較的」というほどのことだが、われわれの子供のうちに遺伝として確実に受けつがれている。というか、当年九歳になる一人息子は、両親との類似を装う術をしかるべく心得ていて、いまのところは反乱の気配すら示そうとはしない。


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2009年09月28日

【読了】終戦のローレライ1−4【三】

映画化を前提として書かれた小説。
一言でいうと「終戦を舞台にしたファンタジー小説」ぐらいか。

◆ざっくりした内容
音で周りの状況を窺うことしかできない潜水艦にあって、通称ローレライと呼ばれる、周囲を3次元可視化できるシステムを持った潜水艦がドイツからもたらされた。
敵である米国と手を結ぶことで、広島・長崎に続き3つめの原子爆弾を落とし日本にあるべき終戦の形をもたらそうと画策する将校。
ローレライを持つ潜水艦・伊507の乗員はこのたくらみを防ぎ、多くの国民の命を救うことができるか。
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2009年09月26日

【読了】日本語が亡びるとき【五】

「日本語が亡びるとき」という本が一時期、ネット上で話題になった。
なぜ話題になったのか、どういうポイントが受け入れられたのか。
書評をよく読むこともなく、いまいちはっきりしないまま、他の本を購入するついでに目についたので取り寄せてみた。

この本を読む前に、私は寡聞にして「水村美苗」という小説家を知らなかったし、この方が何を意図してこの本を著したのかも知らなかった。
ただ、そのタイトルと副題「英語の世紀の中で」という言葉とネットで評判になったという事実から、ぼんやりと「ああ、インターネット上での統一言語が英語となって、日本語が危ない」という話か、それとも「昨今の日本語の乱れが…」という内容かと勝手に思いこんでいたような覚えがある。

ページをめくってみてまず目に飛び込んできたのは、夏目漱石『三四郎』の一文。(これは本文中にも指摘がある、主人公が上京する列車の中で広田先生と話す場面である)
「然し是からは日本も段々発展するでせう」と弁護した。
すると、かの男は、すましたもので、
「亡びるね」と云つた。


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2009年09月25日

【読了】レバレッジ勉強法【四】

かなり前に一度読了してたが、何となく読み返して簡単にまとめ。

先日「年収10倍アップ勉強法」という似たような本をまとめたばかりだが、内容としてはこちらのレバレッジ勉強法の方が具体的・実践的で、善し悪しはともかくいろいろと気づかされることが多い。
ただ、方針としては上述の本とあまり変わらず共通する部分も多い。
「人間は弱い存在なので勉強できる仕組みをしっかり作りましょう」と言ったメッセージもうかがえる。

また、ここでも勝間本と同様に「まずはやってみる」という意味合いの言葉が出てくる。
やる前に考えすぎると「やらない言い訳」をいくらでも考えつくことができるため、結局手を動かさないかもしれない。
案外、作業興奮(嫌々でも作業を始めてしまえば次第に集中する)を期待して、とにかく取りかかってみる。
そういう態度が大切。

また、「勉強は自己投資」とはよく言われることではあるが、本書で随所に出てくる「得」・「ROI(Return on Investment)」・「損得勘定」などの言葉を見ていくと、「投資」という概念が現実味を帯びてくる。

嫌みや自慢があまり目につかず、文章としても量が少なくてすっきり書かれているので、読むのに苦労はない。
実践していくとなると話は別だろうが…。>>> 続きを読む
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2009年09月19日

【読了】無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法【参】

結構前に流し読みして放置していたが、軽く見直したので備忘録。

タイトルは眉唾物だが、中身は至極まっとうな勉強法。
とりたてて奇抜なアイデアはなく、著者の経験に基づいた内容となっている。
ただし他の本と同じく、自分語りが少し多くて「私が私が…」な印象も持った。

特に勉強の仕組み作りや道具・方法に力点を置いて書かれており、人間の意志なんて大したことなく、皆一様に弱いものというメッセージは日頃の感覚と一致するものがある。

耳でする勉強というのはまだ試したことがない。
英語で話を聞いてもさっぱり意味がわからないと思うし、日本語で聞いたからといっても内容が右から左に流れていってしまうような気がするが、とりあえずどこかのタイミングで一度試してみようかとも思う。
日頃聞いているプレーヤーに2000円弱の音源を入れてみればいいだけだから、自分に合わなくてあきらめたとしても大して痛くない。
同著者の本で書かれていたメッセージ・「まずはやってみる」というのは、なかなかよい言葉だ。
「耳でする勉強」の参考になるサイト等は本文で紹介されている。


以下、気になったメッセージだけ抜き書き。

◆幸福の経済学
 年収1500万までは収入と幸福感に正の相関が認められる

◆自己投資
 収入の5〜10%を自己投資に当てるつもりで。
  ←しっかり家計を管理して、入出を監視しないと。

◆勉強の5つのコツ
 1.基礎をみっちり半年
 2.勉強の仕方をまねする
 3.基本思想(なぜ?どんな貢献?)を理解する
 4.アウトプット(In:Out=1:1を目標に)
 5.楽しむ(実社会との関係を意識するなど)

◆今後の方向
 英語は当然
  リスニング目標1000h
  ボキャブラリーUpを目指す
 会計
  財務諸表を読めるように
 経済学
 IT(現代の読み書きそろばん)
  ←今更取り立てて勉強する必要はなさそう。無視。



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2009年07月20日

【読了】もっとも美しい数学 ゲーム理論【弐】

最近読んだ本の記録。

Amazonより
自分の利益を最大にするには、どう行動すればいい?「ゲーム理論」がその答を教えてくれる。アダム・スミス、フォン・ノイマン、ジョン・ナッシュ…科学の歴史を彩る天才たちがかたちづくった「ゲーム理論」は、先端科学と結びつき、彼らの予想を上回る成果を生み出した―。自分以外の人々はどう行動するのか。世界は将来、どうなっていくのか。人類がずっと夢見てきた難問を解く「もっとも美しい数学」。その歩みと可能性が一冊でわかる平易でスリリングな快著。

第1章 アダム・スミスの「手」―経済と科学の融合
第2章 フォン・ノイマンの「ゲーム」―ゲーム理論の誕生
第3章 ジョン・ナッシュの「均衡」―ゲーム理論の基礎
第4章 メイナード・スミスの「戦略」―生物学とゲーム理論
第5章 ジークムント・フロイトの「夢」―脳神経学とゲーム理論
第6章 ハリ・セルダンの「解」―人類学とゲーム理論
第7章 ケトレーの「統計」、マクスウェルの「分子」―社会物理学の誕生
第8章 ケヴィン・ベーコンの「つながり」―ネットワークとゲーム理論
第9章 アイザック・アシモフの「ヴィジョン」―社会物理学とゲーム理論
第10章 デイヴィッド・マイヤーの「コイン」―量子力学とゲーム理論
第11章 ブレーズ・パスカルの「賭け」―確率論、統計力学とゲーム理論


Amazonのレビュアーによると、非常に評価が高い本書。
ただ、私が断片的な時間で読んでいったからか、それとも読解力が低いせいか、それほどの内容を感じなかった。

確かにゲーム理論について、その基本となる応用分野・経済学を超えて、目次にあるように生物学・脳神経学・人類学から果ては量子力学に至るまで、その応用分野が広がっているという大きな流れは理解できた。

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2005年12月20日

《本》『マインドマップ読書術』

最近読んだ本から.

以前紹介した『マインドマップ図解術』の最後に,読書とマインドマップを結びつける書籍を読みたいと述べた.
今回紹介する本がそれに当たる.

200ページ弱の本ではあるが,文字が大きく図も多いのですぐに読める.
私も一日で読んでしまった.続きを読む
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2005年12月15日

《本》『マインドマップ図解術』

先日,『ザ・マインドマップ』について書いたが,今回はこれの具体例を探るための本としてセレクトした.

B5版の比較的薄い(100ページ弱)本で,すぐに読める.
他にもいくつか関連本があったが,PCで作成するマインドマップに関した記述があったので,この本を購入した.続きを読む
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2005年12月12日

《本》『ザ・マインドマップ』

最近読んだ本から

以前どこかのblogで,このマインドマップの有用性を説明していたのを読み,興味があった.
11月にマインドマップの原点とも言える本書の翻訳版が出版されたため,買ってみた.

Amazonから引用


記憶力、創造力、集中力、インスピレーション、考える技術や学習のための技術、または知性や脳のひらめきを強化したいですか?
トニー・ブザンが発明したマインドマップ(R)は、「脳のスイスアーミーナイフ」と呼ばれ、教育分野やビジネス分野を中心に、世界中で2億5000万人以上が使っている、単なるノート術にとどまらない革命的な思考ツールです。
マインドマップ(R)は、脳のメカニズムに最も適した思考や連想の技術で、単に記憶力や集中力を高めるだけでなく、これからの時代に最も必要とされる創造的思考力が、劇的に覚醒していきます。
欧米のビジネスパーソンにとって、会議やプレゼンテーションでのマインドマップ(R)の活用はもはや常識。ビジネスパーソンから、お子さまの知育まで、脳の力を最大限に強化する方法がマインドマップ(R)なのです。
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2005年12月08日

《本》『理系発想の文章術』

昨日に引き続き,最近読んだ本から

BookOffの100円棚に並んでいた本を何となく買ってみた.
タイトルは『理系発想の文章術』.著者は三木光範.

Amazonよりあらすじ

企画書や報告書、プレゼンテーションの文章はどう書くのか。最新の脳科学の成果を活用した仕事に使える画期的な文章術。


読み終えたのがちょっと前なので,いまいち印象が薄いのだが,思い出せる範囲で書くことにする.続きを読む
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2005年12月07日

《本》『名将たちの指揮と戦略』

最近読んだ本から
といっても,これを読んだのは結構前ではあるが….

タイトルは「名将たちの指揮と戦略」.著者は松村劭.

Amazonから引用

『絶対不可欠な資質は想像力である』――名将が残した金言の中から、戦略の立て方など、勝つために必要なリーダーシップのあり方を探る。


ある日,大学生協で指定文庫本を3冊以上買うと15%OFFというセールをやっていた.
2冊まではすぐに決まったが,どうも3冊目に魅力的本がない.
何となく,ナポレオンの言葉とイラストが描かれた帯に惹かれ,この本を3冊目とした.続きを読む
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2005年11月25日

《本》小林よしのり関連本

最近読んだ本から.
研究室の本棚に,ある人が持ってきてくれた『ゴーマニズム宣言Special』シリーズが何冊か並んでいる.

ディスプレイを見るのに疲れたときや,PCに計算させている間などにちょくちょく読んできた.
これまで読んだ本は
「戦争論」
「戦争論2」
「戦争論3」
「台湾論」
「靖国論」
の五冊.
今まで本屋などで断片的に立ち読みなどをしたことはあったが,ここまで集中して読破したのは初めてだ.続きを読む
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2005年11月15日

《本》価値観の違い

最近,『生協の白石さん』なる本が売れている.
なんとAmazonでは,今日現在 売り上げ第一位である.

今日,ある本が欲しくて生協に行ったら,『生協の…』が店頭に平積みにしてあった.
ぱらぱらと中身を見たが,「やはり…」と思わざるを得ない.
「いったいこの本に1000円払う価値があるのだろうか…」

元々,生協組員の要望カードのやりとりを載せただけあって,小説のような文学的意義は望むべくもない.
さらに,掲載されているカードも特別多いわけではなく,内容が非常に薄い.
少し考えれば,立ち読みで十分だ.

当然,購入する人は単なる娯楽本として代金を支払うのだろうが,それと考えたとしてもあまりに質が低い.
半年か一年もすれば間違いなく,BOOKOFFの100円均一棚に並べられるであろう.

うちの大学にも当然生協があり,声カードなるものも存在する.
東京農工大の例を見れば明らかなように,その多くはレベルの低い学生がおもしろ半分に書くものだ.
もちろん,本当に必要な利用者の声もあるが,全体量からして少ない.

うちの大学の生協もある特定の人物(ただし専門的な要望以外)が声カードの返事をする.
私が入学した当時はくだらない要望は切り捨てて 無視していたように思うが,「白石さん」の影響なのか,最近はどんなくだらない声にもいちいち返信している.
おかげで,声カードを掲載するスペースはくだらないカードで埋まり,本当に生協のことを考えて投稿したカードはそれに埋もれてしまっている.

気になるのは,うちの大学でも東京農工大でも,これらに返信しているのは業務時間か否かということである.
はっきりしたことを知らないので強く言えないが,もしこれらを業務時間内に書いているとしたら,怠慢もいいところだと思う.
うちの大学に限って言えば,例え,業務時間内でなくとも,それに費やす時間があるなら他にするべき事があるだろうと強く感じる.
独占企業の椅子にどっかりと座って,商店として一般的なサービスもできずに,声カードの量を満足している場合ではないのである.
うちの大学の周辺は地価が高いため,なかなか学生に適した店が進出できずに,生協の傲慢は留まることを知らない.

一体,周りの職員は声カードを書く者に何も言わないのだろうか.
逆にとれば,そんなことが許されるぐらい,生協の職員は余っているのだろうか.
郵政民営化の話ではないが,もっと合理化してしかるべき部分が多く潜んでいる気がするのは私だけではあるまい.


…なんてことを思いながら,Amazonのレビューを見たら,皆,一様に評価が高い.
こういうのを好きな人が購入し,読後 気に入ったからこそレビューをするわけで,私のような人間はそもそも手に取らないから当然の結果ではある.
しかし,ここまで口をそろえて,よい感想のレビューを書かれると,私の感覚は異常なのかと疑ってしまう.
まあ,そのぐらいのことでぐらつくような,弱い個ではないから,別にいいんだけど….
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2005年08月23日

《本》お勧め漫画

きのっぴのBlog記事に触発されて、私のお勧め漫画を2点挙げておく。

どちらも近く行われるであろう総選挙前に読んでおきたいもので、私に言わせれば選挙権を持っている人間はすべて読むべき漫画である。続きを読む
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