2008年10月30日

家庭と学校の区別

先日、こんにゃくゼリーをよく考えもしないで子供に与えて、窒息死させてしまった、愚かで悲しい事故があったが、その余韻さめやらぬ10月17日に、またもかわいそうな事故があった。

 窒息死:小6男児、給食パンのどに詰まり 千葉・船橋

TBSが両親への取材をしていた。
校長が土下座して監督責任を謝る中で
 両親:「早食い競争があったんでしょう?」
 校長:「いや、担任から早食い競争はなかったと聞いている」
 両親:「校長、早食い競争隠してる。本当のこと話して」
    「いまのままだと本当に可哀相。ささいなことなんです。早食い競争があったかないかなんて・・・。大事なことは(学校側が)本当のことを言ってくれるかどうか」
    「あの校長先生の言い方だと、みんなが食べているところで、いきなり始めちゃったととれる。そうじゃないってことを知っているから…」
    「それじゃ、おれの子ただのバカでしょ」

両親のつらい気持ちには同情せざるを得ないが、テレビを意識したかのような上記発言は少し気分が悪い。
早食い競争の有無はどちらでもいいとしながらも、その存在を問い詰める。

上記リンクの記事では書かれていないが、担任が「ばかなことはやめなさい」と注意したことは明らかなようだ。
競争かどうかはわからないが、何かしらそういう状況にあったことが予想される。
しかし、たとえ競争があったとしても学校が責められるのは違和感がある。
学校は食事の取り方を教える場所ではない。それは家庭で教えるべきものだ。
注意をしたにもかかわらず、さらに厳しい責任を追及されるのはおかしい。

これまで給食の早食いなんていうものは、何万回もあったに違いない。
そのなかで運悪くこの子は命を落としてしまった。
両親はどこに怒りをぶつけていいかわからないだろうが、それでも学校が責められるようなものではない。
学校が早食いをするよう指導したわけではないし、その場にいた全員が早食いしなければならないような異常な雰囲気に陥ったわけでもない。

施設の責任者として校長が謝罪するのは理にかなっている。
しかし、話はそれだけだ。
一応、早食いはあったらしいと報告しているみたいだが、この件はこれで終わり。

 「早食いあった」校長謝罪=遺族に説明、小6パン窒息死−千葉

家庭で教えるべきこと。学校で教えるべきこと。
今まで世間が常識としていたことを、誰かがしっかりと明示する必要があるのだろうか。
親として持つべきモラルは、そこまで落ちているのだろうか。
posted by K大 at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感
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