2006年08月25日

銀座で大蛇に魅せられた

夏休みがあけてからというもの、連日遅くまで残業。
大体、深夜残業が始まる22時までには準備して会社を出るが、家に着くのは23時過ぎ。
翌日、フレックスを使って遅く出社しても誰にも文句を言われないが、遅く行くことに慣れてしまうとよくないと思い、定時出社を心がけている私。
そのため、遅く帰っても就寝時間は大体決まっている。
シャワーも浴びないかんし、個人的なメールのチェックもしなきゃいかんし、…としているとあっという間にもう寝る時刻。
まあ、そんな感じでブログの更新はおろか、個人的なメールにもあまり返信できていないし、CMIのHP更新も滞っている今日この頃、皆さんはいかがお過ごしか。






さて、昨日は朝から本部のある田町で会議があり、午後は部門のセキュリティ認証取得に向けた研修があったため、自分のデスクには行かずじまい。
研修は予定通り17時で終わり、直帰予定の私は帰りがけに銀座で降りて、久しぶりに日の出ている街を歩いた。
なまじ早い時刻に退社すると、すぐに家に帰るのももったいない気がして、銀ブラ(死語?)しているうちに、いつもと同じ時刻とは言わないが、だいぶん遅くなってしまった。

ところで、私はよく特別な目的を決めずに本屋へ行く。
そこで、ざっと表紙や背表紙を見て、最近売れ筋の本などをリサーチし、興味ある本がないか探すのがとても楽しいのだ。
昨日もそんな感じで、各コーナーを回って「表紙を読んで」いる中で、プログラム関係の本棚に行き当たった。

私は我が目を疑った。
平積みされた白く目立つ本(もしかすると輝いていたのかもしれない)の表紙には、「みんなのPython」とあるではないか。

ここで少し説明すると、PythonとはFortranやC言語やBASIC言語やJavaなどと同じ、プログラムするための言語の一つである。
世界的には圧倒的なシェアを持ち、かのYahoo!やGoogleやNASAでも使い、Microsoftさえも注目している言語。
なのになのに、日本ではあまりメジャーではなく、私が「大学ではPythonを使って研究していました」というと、「は?」と言いたげな顔をされてしまう、悲しき言語である。
ちなみに英単語で「Python」というと「大蛇・ニシキヘビ」をさすが、キャラクターとして蛇が出てくる以外は特別関連はない。

そのような理由で日本ではあまりガイド本が出版されず、プログラム関係の本棚を見ても隅っこにぽつんと一冊置いてあるかないかぐらいの存在感しかなかった。
にも関わらず、今、私の目の前には平積みにされて宣伝ポップまでつけられたガイド本がある。
思わず私は手にとってそのままレジに向かった。

ここで、さらにうれしいことが起こる。
しばらく後に銀座のスタバでコーヒーを飲んでいると、レシートがポケットから出てきた。
最近保険のお姉さん(おばちゃんと言うには若い)からもらった図書カードで代金を支払っていた私は、いくら支払ったのか知らなかったのだ。
レシートには1280円とある。

あれ?
あまりに安い。
と、思って背表紙を見るとそこには2800円との印刷が。
うーむ、つまりレジのお姉ちゃんが間違えたのだな。
日頃から大事にし、周りへ宣伝してきた私へ、Pythonが恩返しをしたに違いない。

ということで、ちょっとまじめに宣伝しておくとプログラムをやってみようかなと考えている人にはとにかくおすすめな言語だ。

今、ITの世界は多くがJavaを用いているが、この言語は完全オブジェクト指向であるから、オブジェクト指向が理解できない人には少し取っつきにくい。
対して、Javaよりも後に発表されたPythonは、オブジェクト指向での開発ができるだけではなく、インタプリタである故に、一行ずつプログラムを実行していくわかりやすい型式にも対応してる。
欧米では広く教育用のプログラム言語として用いられているが、上記のわかりやすい型式に加え、変数型がどうのとか、引数の型がどうのとか、ポインタがどうのとか、とにかく初学者にとって無駄な難しいことに悩まされることなく、プログラムの本質を学ぶことができる。
Pythonでプログラムの考え方を学んだ後に、CだったりJavaだったりを学ぶと、その違いを勉強するだけでよいので、理解が早い。
現に私は新入社員研修でJavaを学んだが、多くの点がPythonと類似しているので、周りの人よりも抵抗が少なかったと感じている。

将来性の面でも、世界で使われているばかりか、上記の通り世界の大企業や組織が使っているので、問題はなかろう。
さらに私も知らなかったのだが、最近のマッキントッシュには標準でインストールされているらしい。

プログラム的な能力も問題ない。
多様な標準ライブラリ(プログラムの部品みたいな物)が用意されているので、様々な用途に利用可能である。
インタプリタなので、実行速度はCなどのコンパイル言語に劣るが、ふつうの用途では気にならない違いである。
私は大学の研究をPythonを利用して行った。
特別計算量を必要としなければ大丈夫だろう。
またJavaと同じく、一つのプログラムでWindowsやMacはもちろん、UNIXやLinuxなどのOSでも動作可能である。

さらに全くのフリーなので、利用するのにお金は一切かからない。

昨日私が購入した「みんなのPython」は入門用の本である。
私が読んだ感想は、また後日アップしよう。

これからの情報化社会。
PCがまともに使えないおじさんが職場で干されるように、文系だろうが理系だろうが、プログラムの一つぐらいやっておかないと、世間から取り残されてしまう日が来るかもしれない・・・。
posted by K大 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCを楽しむ
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